限定1000冊 寺内ユミ作品集 "There I sense something" 直筆サイン&エディションNo.付
¥8,800税込価格
プロダクトデザイナー寺内ユミさんが自身のプロダクト、作品、伝統工芸の背景を写真作家越谷喜隆さんの美しい写真で紹介する、第25回日本自費出版文化賞の最優秀である“大賞”を受賞した作品集 "There I sense something"。
寺内ユミさんの「文字もなく、旅するように写真を眺める、アートのような 本が作りたい」その想いから始まったプロジェクト。
ポケット状の頁を開放した部分を上向きに束ねた袋綴じ式の製本。
日本的な正包装やのし袋を上に向けて綴じて"福を集める"という風習に習った。
解説は本書の帯裏に印刷してある。
そのオブジェのような佇まいは寺内さんの作品そのものと自然とリンクし、観る者の五感を静かに刺激する。
写真作家越谷喜隆さんと共に3000キロを巡り撮影し掲載した写真から、日本の自然の中で育まれた、竹、木、硝子、錫、和紙、土といった多様な素材を用いた、職人の方々の手仕事の魅力を手に取り触れて感じて欲しい。
"There I sense something" 序文から
「私はものづくりを通して、その本質に触れ、知ることができた時、なんとも言えない深い感動を覚える。その感動に突き動かされて、今、私たちが必要としている感覚を投影しながら、これから先も美しく在り続けることを願って作品を生み出し続けている。そして伝統や風習を尊重しながらも、それにとらわれずに、本質 - そこにある何か- を捉えることを大切にしている」
寺内ユミ プロダクトデザイナー
製作
企画:寺内ユミ
プロジェクト編集:松浦麻沙子
写真:越谷喜隆
ブックデザイン:宮添浩司
英語翻訳:ココ・マスダ
印刷・製本:株式会社八紘美術
【著者プロフィール:寺内ユミ】
クリエイティブディレクター デザイナー
1967年生まれ。TERAUCHI DESIGN OFFICE Co.,ltd.代表。
デザイン・ディレクション・現代美術の領域において活動。
アイデンティティ確立のための一貫的で多面的なクリエイティブワークを得意とする。
本質 - そこにある何か- を捉えることを大切に、自然や情景、日本の美意識を大切にしたプロダクトを発信している。
日本や和の文化を今のライフスタイルに即した新業態を立ち上げるなど、日本の手仕事に造詣が深く、プロダクトデザインでは伝統工芸〜手仕事の工芸に携わり、グッドデザイン賞やドイツのred dot賞などのデザインアワードを多数受賞している。